【徹底解説！】アメリカ英語とは？アメリカ英語の特徴と勉強のコツ！

英語を話す国は世界に数多くありますよ。日本でも地域によって方言や言葉の違いがあるように、単に英語といっても国によって異なる特徴があります。代表的なものとして「アメリカ英語」と「イギリス英語」の2つ。今回は、「アメリカ英語」について紹介します。

「アメリカ英語」と聞くと、アメリカだけで使われているの？と思う方もいるかもしれません。

日本では、アメリカ合衆国のことを「America」と表現しますよね。しかし、実はアメリカ人は、自国を表す場合、the United States, the U.S., the Statesをよく使います。なぜなら、Americaとはアメリカ合衆国の正式名称である「the United States of America」の略であり、南北全土を含めた「アメリカ大陸」という意味になるのです。

ですので、アメリカ英語＝アメリカだけで使われている英語ではありません。

１．アメリカ英語とは？

アメリカ英語とは主にアメリカ合衆国で使用されている英語のことを指します。アメリカ英語は大きく北部の方言と南部の方言に分けられ、東海岸と西海岸によっても違いがあります。

英語を公用語としている国の多くでは、イギリス英語を基本としていますが、フィリピンなど一部の国ではアメリカ英語を公用語としています。

また、日本の学校で習う英語はアメリカ英語ですので、日本人には大変馴染み深いものです。

２．イギリス英語とはどう違うの？（歴史・発音・単語）

アメリカ英語の歴史

アメリカ英語のルーツはイギリス英語です。英語は元々イギリスで誕生し、17世紀に始まったイギリスからの移民によりアメリカに伝わりました。アメリカに伝わった英語は、その後、先住民であるネイティブアメリカンやアイルランド、スペイン、ドイツなどから様々な力移民してきた人々の言語の影響を受けながら独自に発展していきました。

それでは、アメリカ英語とイギリス英語の違いを比較しながら見てみましょう！

単語で見るアメリカ英語とイギリス英語の違い

アメリカ英語とイギリス英語で異なる単語を例として幾つかご紹介します。

日本語	アメリカ	イギリス
アパート	apartment	flat
電話する	call / phone	ring
薬局	drugstore	chemist
映画	movie	film
駐車場	parking lot	car park
秋	fall	autumn
飴	candy	sweets
運転免許証	driver’s license	driving licence
エレベーター	elevator	lift
ガソリンスタンド	gas station	petrol station

アメリカでよく使われる最新スラング

国によって使われるスラングも異なります。ここではアメリカでよく使われるスラングをご紹介します。

単語	本来の意味	スラングでの意味	例文
tea	「お茶」、「紅茶」という意味を持つ名詞。	ゴシップ、ネタ、噂話	I want to hear all the tea, now. Tell me. （ゴシップを全部知りたいよ、早く。教えて〜）
snatched	snatchの過去形、または過去分詞。(急に強引に)ひったくる、ひっつかむ、かっぱらう、強奪する	イケてる！キマってる！	Her outfit is snatched!! (彼女の服めっちゃいい！！)
extra	余分の、臨時の、特別な、格外の、特別上等の、別勘定で	大げさ、やりすぎ、度が肥えてる	I heard he spent $70k on her birthday party … she’s so extra. (彼、自分の誕生日パーティに7万ドルも使ったらしいよ。さすがにやりすぎだよね)
slaps	(平手で)ピシャリ(と打つこと)、拒絶、侮辱、非難	すごくいい、最高にいい。	This food is slaps. (この料理最高)
slay	(…を)殺害する、笑いころげさせる	キマってる、上手くいった、成功をおさめる、キマってる	He’s new album slayed. (彼の新しいアルバム、最高。）
Low key	－	落ち着いている、少し、若干、地味	The birthday party was low key. (何か落ち着い誕生日パーティーだったね。）
Sus	－	疑う，怪しいと思う；推察するという意味のSuspectの略語	My boyfriend is being so sus .（最近、彼氏が怪しいのよね）
Shook	「揺れる」という意味を持つ「Shake」の過去形。	ショックを受けた、とても驚いた、びっくりした	Ok wait, She got fired?! I’m shook!（待ってよ、彼女はクビになったの?とてもびっくり!）
Fit	適当な、ふさわしい、適した、適して、穏当で、正しくて、耐えうる、適任の、健康で	「服装」，を指す「Outfit」の”out”を省いた省略語。時間の節約という名目で誕生した新ワード	That’s fit.(おしゃれだね)
Awesome	荘厳な、畏敬の念に満ちた、うやうやしい、印象的な、すばらしい	すごい、イケている、日本語の（ポジティブな）「やばい！」	This movie was extremely awesome!（この映画、めちゃくちゃかっこよかったよ！）

３．アメリカ英語上達、５つの勉強のコツ！

（１）語彙を増やそう！

日本語をはじめ、どの言葉でも知らない言葉は聞き取れないし、聞き取れても意味がわかりませんよね。

日常的によく使われる単語やフレーズをまとめた例文集などを見つつ、例文ごとにしっかり意味を理解し、暗記してみるのもオススメです。一度にすべてをマスターすることはできないので、時間や曜日を決めてコツコツと進めてみましょう！

（２）会話シーンに触れよう！

NetflixやYouTubeなどで、アメリカの英語やドラマを見てみましょう。英語の字幕を見れるように設定して再生すると、目で確認しながらネイティブの会話に触れることができるので、会話力やリスニングの勉強にもピッタリです。

（３）好きなアーティストの曲を聞こう！

「好きこそ物の上手なれ」と言いますよね。好きなアメリカのミュージシャンの歌で勉強するのは如何でしょうか？音楽に乗って英語のフレーズが流れてくるので、頭に残りやすく、リスニングの練習に最適です。

（４）ネイティブの友達を作り、話してみよう！

語学は実践あるのみです。日常生活の中でネイティブと話す機会を探し、勇気を出して、どんどん話してみましょう。日本にいながらネイティブの友達を作る方法としては、地域の外国人と交流する会を開催している団体などを探してみたり、オンラインの交流サイトなどを利用してみましょう！

（５）英語レッスンを受けよう！

学習リズムを作りやすく、継続しやすい点、英語学習仲間やネイティブ講師に出会える点では、語学学校や英会話教室に通うことも一つの選択です。

また、最近ではオンラインでネイティブ英語講師のレッスンを受けられる語学プラットホームもあります。その中でもAmazingTalkerは、自分の学習目的や希望日時、レッスン費予算などに合わせてネイティブの先生を探せます。会話中心のレッスンから文法や発音矯正特化レッスンまで多種多様などで英語学習にぜひ活用してみてくださいね。

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